当医院では数ある歯科治療の中でも歯周治療が最重要だと考えております。アメリカなどの海外では、日ごろから歯のクリーニングを行うという習慣がありますが、悪くなる前に綺麗にしておけば、歯はダメージを負うことも無く無駄な治療は必要なくなります。
最近では全身疾患と歯周病の関係も注目されてきています。

歯周病は生活習慣病

歯周病は高血圧や糖尿病と同じく生活習慣病です。そもそも歯を支える歯ぐき（歯肉）や骨（歯槽骨）が壊されていく病気です。むし歯は歯そのものが壊されていく病気ですが、歯の周りの組織が壊され、最後には歯が抜け落ちてしまいます。日本人の40歳以上の約８割がこの病気に罹っていると言われ、日々の生活習慣がこの病気になる危険性を高めることから、生活習慣病のひとつに数えられています。

歯周病の治療

歯周病治療で大事なのは、まずは歯科医院で行うプロフェッショナルケア（歯石除去）と患者さんが行うセルフケア（歯ブラシ）です。その2つでまずお口の環境を改善しないと、なかなか治療は進みません。たかが歯ブラシとお思いかもしれませんが非常に重要な要素になってきます。また、いつまでも美味しく噛めるためには治療終了後も定期的なメインテナンス（お口のクリーニング）が欠かせないということになります。